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イベリコ豚

スペイン・ポルトガルのあるイベリア半島に生息する品種。イノシシが祖先にあたるとされており、その起源は紀元前3000年頃にイベリア半島に住んでいたケルト・イベリア人によってイベリコ豚の祖先を放牧したことが始まりであると言われている。

イベリコ豚の最大の特徴がその飼育方法にあり、一般の豚と違い放牧されて育つ。スペインからポルトガルにかけて広がるデエサと呼ばれる広大な放牧場で、群れをなして生活している。このデエサは通称ドングリの森と呼ばれており、セイヨウヒイラギガシやコルク樫がそびえ立ち起伏のある丘が点在しています。しかしイベリコ豚すべてが放牧されるわけではなく、飼育小屋で育つ豚は「セボ」というランクに分けられる。

イベリコ豚は基本的には粗食に耐える。豚も人間と同じく胃袋が1つしかなく、生の草を消化する分解酵素を持っていない。ただ、盲腸が発達しており、ここで生の草を消化できるが草食動物ではないのであまり好んでは食さない。尖った鼻で地面を掘り返し、草の根や球根、土の中の昆虫などを食べてる。モンタネーラの時期には、ドングリを大量に食べて一気に体重を増加させる。運動量が多く、エネルギーになる炭水化物を好みむためドングリはその大事な役割を担っている。

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